BLACK LAGOON 第15話「Swan Song at Dawn」

 エダとレヴィが襲い掛かるものの、そこにホテルモスクワの攻撃が入り、2人は離脱を余儀なくされた。
 そして双子は二手に分かれて、バラライカを狙う。

 バラライカに向かうのはヘンゼルのみ、そしてグレーテルは狩りを終えてエダにBARを突きつける。
 グレーテル「わたしたちロシア女を殺したら、高飛びしなきゃいけないの」
 グレーテル「まじめに仕事をしてくれる人がいいわ」


 夜明け……バラライカのいる公園にも日差しが届く頃、バラライカの前にヘンゼルが現れた。
 殺したホテルモスクワのメンバーが「大尉」と叫びながら死んだことを話す。
 そして斧を取り出した。
 バラライカ「あなたにはおイタについて謝ってもらいたいわ」
 バラライカ「まずはそこに跪いて」
 ヘンゼル「何を言って……」
 バラライカ「跪け!」


 銃声。

 狙撃班の銃弾が、ヘンゼルの膝を貫いた。
 立てない。そのまま崩れ落ちるヘンゼルは斧を投げようとするが、それも狙撃によって腕ごと飛ばされる。

 バラライカ「おしまいなんだよ。坊や。もう少し理性があれば気づいたはずだ」
 バラライカ「自分がエサ場に飛び込んだことを」
 バラライカ「お前はどうしようもなく壊れたクソガキのまま死んでいくんだよ」

 しかしヘンゼルは笑っていた。
 ヘンゼル「僕らはいっぱい殺してきた。だからいっぱい生きることができるはずだ」
 ヘンゼル「僕らは死なない」

 その声はヘンゼルともグレーテルともつかない、混ざり合った声で
 バラライカ「それがお前の宗教か。しかし、それは詩にもある通り『no one lives forever』だ」
 バラライカ「わたしはお前をひどく責め抜いて殺してもいい。だがわたしはお前のように下品ではない」
 バラライカ「私はこのままお前が死ぬのを眺めることにする」

 ヘンゼルが崩れる。出血がひどすぎて、意識を保てなくなっていた。
 バラライカ「その銃創では持って10分だ」
 バラライカ「私はお前が死ぬまでの数分を、死んだ2名の鎮魂に当てる」
 バラライカ「お前には、理解できないだろうがな」


 バラライカの目の前でヘンゼルは動かなくなった。

 ラグーン号ではロックがグレーテルの番をしていた。
 脅迫したエダから自らの高飛び先を案内してくれる運び屋としてラグーン商会に依頼したのだ。

 グレーテルは歌っていた。
 テレビで覚えたというその歌声は天使のようだ。
 しかし彼女は殺人鬼だ。

 グレーテルはロックに今まで出会った誰とも違う雰囲気を感じ取っていた。
 グレーテル「私、いい人を見分けるのもうまいのよ」

 操縦席ではダッチがバラライカからの連絡を受けていた。
 しかし、これはビジネスだ。
 ラグーン商会として依頼を受けた以上、グレーテルを殺すことも依頼された以外の場所に送ることもできない。
 バラライカはそれなりの手を打った、健闘を祈ると告げて電話を切った。

 すると北側はベトナム海軍が出ていた。予定の海南島は使えなくなってしまう。
 南側も難しい。ダッチはエルロイという逃がし屋を選ぶしかなかった。

 グレーテルは海を見たことがないという。
 岩山の中に捨てられ、孤児院からシチリアに買われてここに来るまで。
 彼女は灰色の空しか見たことがなかった。
 そして2人で初めて人を殺した時、2人は自分たちの生きる世界の仕組みに気づいたのだ。
 ロック「お兄さんが死んで悲しくはないのかい?」
 グレーテルはこともなげにかつらを取るとヘンゼルの声で「僕と姉様は一つなんだ」と答える。
 そして殺し続ける限り自分たちは死なずに済む。血と闇の世界の中で。
 そんなグレーテルをロックは抱き寄せる。
 ロック「血と闇なんて世界のほんの欠片でしかないんだ。世界はもっと……」

 グレーテルはその身を離す。
 グレーテル「お兄さんみたいな人初めてだわ。だから見せてあげる……」
 そして、グレーテルは自分のスカートの裾をたくし上げると、ロックにその中を見せた。

 その「中」にロックは驚愕して監禁部屋を飛び出した。

 代わりにレヴィが見張りに入る。まずは拳をグレーテルの顔にぶちまけて。
 レヴィ「お前みたいなヤツでも血は赤いんだな」
 グレーテル「あなたは同じ匂いがするわ。血とドブの腐敗した匂い」
 グレーテル「私とあなたは同じものよ」


 甲板で苦悩するロックにデニーがやってきた。
 デニー「ああいうものをまっすぐ見るな。ここはそういう世界だ」
 デニー「お前があの子を養うか? 無理だ。あの子は殺しをやめられないよ」
 デニー「誰かが少し優しければ、あの子達は学校に通って友達と遊んでいただろう」
 デニー「でもそうならなかったんだよ。ロック、だからこの話はここでおしまいなんだ」


 ダッチは逃がし屋のエルロイにグレーテルの身柄を委ねることに。
 グレーテルは船を下りるとロックを見上げた。
 グレーテル「お兄さんまた会いましょう。今度は2人で、ランチバスケットを持って」
 ロック「ああ、それは素敵だ……」


 しかし……

 エルロイはグレーテルに銃を放った。
 なす術もなく頭を貫かれ、天を仰ぐグレーテル。

 グレーテル「綺麗だわ……空……」

 そしてグレーテルは事切れた。

 エルロイにはすでにホテルモスクワの手が伸びていた。
 若くしてガンになった息子のためにまとまった金が欲しかった彼に十分な報酬を握らせてくれたという。
 こうなった以上逃がし屋は廃業だが、彼自身もこの仕事には疲れていた。
 エルロイは去っていった。

 ダッチ「ロック、カンバス(布)をもってこい」
 ロック「いらないよ」

 ロックは言った。
 ロック「青い空の下で海を見て眠るんだ……」
 それが彼女が出会った中で最も優しかったであろう人物の優しさだった。

 ヘンゼルはともかくグレーテルは背後から銃で撃たれたのにあの倒れ方はないよな。というツッコミは置いといて。
 やはり「グレーテルが見せたものがなんだったのか」について注目が集まるわけです。
 あの完全に近い男女交代やその二重人格さを考えると、
 ・少なくともこの2人は「男女」として生まれたわけではない。どちらかの性の双子として生まれた。
 ・グレーテル時の声質(とはいえ金朋ですが)からして性徴が見られない。
 ・性徴を見せないという意味では無性化を施されたと考えられ、その場合女性を無性化するより、男性を無性化したほうが手っ取り早いし、処置後の生存率だって高い。
 ・何より処置後の「傷跡」が見えやすい。

 ゆえに「2人とも男で○抜かれた」ところまでは確実、と思います。
 ※ 女性がいてまだ性徴前、なら可能性は捨てきれないけど。
 ※ あんな特殊EDがあるからねぇ。
 そこから先は想像したくないなぁ……

 最後は特殊ED。
 普段とは逆で明るくなる砂浜を歩く少女の行く先に見えた少年の姿。
 何もかもが闇だった2人がようやく見ることができた光……
 「なんだかAirみたいだ」とは実況民的に合意。
 荒れ模様の今クールの中でも、BLACK LAGOONだけはガチですな。

 ※ バラライカと双子の間で交わされる英語の詩ってなんなのかな? 調べては見たんだけど……
 ※ 実況によると日本編は6話、3+3+6の12話構成が事実のようです。念のため。
BLACK LAGOON ORIGINAL SOUND TRACK
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